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環状南線 飯田線とは平面交差

白鳥市長改めて考え示す

環状南線 飯田線とは平面交差

伊那市が、平成32年度の完成を目指す環状南線の西への延伸について白鳥孝伊那市長は、飯田線との交差は、平面交差とする考えを12日、改めて示しました。
これは12日開かれた、市議会一般質問の中で、議員の質問に対し答えたものです。
環状南線は、現在、国道153号線とT字に交差しているナイスロードを西に延伸し、市道原田井1号線に接続させるもので、伊那市では平成32年度の完成を目指しています。
環状南線の事業費は、飯田線と踏切による平面交差にした場合27億円、高架橋による立体交差にした場合37億円になると、伊那市は試算しています。
市では、費用対効果や飯田線の運行本数から、平面交差で検討を進めてきました。
しかし、JRでは維持管理や安全面から、新たな踏切の設置や、現在ある踏切の拡幅を認めていないという事です。
市では、地域の人が昔から線路を横断している踏切のない通り道・6か所を閉鎖し、新たな踏切の設置を、担当者レベルで協議しているいという事です
白鳥市長は「平面交差と比較し、立体交差では、コストが10億円も上回り財政健全化にも影響を与えかねない。
JRと高度な交渉を続け、解決の糸口を見つけたい」と話していました。

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