伊那中央病院でボランティアコンサート
伊那市の伊那中央病院で11日、入院している患者に楽しんでもらおうと、オカリナなどのボランティアコンサートが開かれました。
出演したのは、塩尻市の福祉施設に勤める越山貴雄さんと伊那市でピアノ講師をしている春日希美さんです。
越山さんは5年前まで、諏訪市にある福祉大学校で教授をしていました。
現在は塩尻市内の福祉施設に勤めていて、年に数回県内の病院や高齢者施設でボランティアコンサートを開いています。
この日は春日さんがキーボードで伴奏をし、越山さんがオカリナとリコーダーを演奏しました。
ふるさと、春の小川、冬景色など10曲を演奏しました。
病院の患者は、手拍子をしたり一緒に口ずさむなどして演奏を楽しんでいました。
越山さんは「目に見えない効果だが、患者の方達に癒しの効果があれば嬉しい」と話していました。
伊那中央病院は、今後もコンサートを開き、患者に喜んでもらいたいと話していました。