小黒川スマートIC 供用めざし地区協設置
中央自動車道の小黒川パーキングエリアのスマートインターチェンジについて、白鳥孝伊那市長は、実施計画の決定機関となる地区協議会を今年中に立ち上げ、できるだけ早期の供用開始を目指したいとの考えを示しました。
これは、13日開かれた伊那市議会の一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
地区協議会は、国、県、伊那市、ネクスコ中日本など関係機関で組織され、実施計画を決定、申請手続きを行う組織です。
平成21年から関係機関と勉強会を開いてきましたが、国の方針転換により一旦計画が休止されていました。
平成24年に検討が再開され、今月までにあわせて5回の勉強会が開かれています。
ETCを搭載している二輪車から長さ12メートル以下の大型車までが、上下線ともに24時間出入りできるスマートインターチェンジの整備を、現在検討しているということです。
白鳥市長は、「観桜期の大型バス、災害時の大型車両が通行できるような利用形態を検討している。新しい伊那消防本部や、リニア中央新幹線へのアクセスの利便性など果たす役割は非常に大きく、地域経済、企業活動、観光などへの効果も期待される」と話していました。
中央自動車道小黒川スマートインターチェンジは、平成27年度の供用開始を目指します。