リーダー像の在り方学ぶ
第9回伊那経営フォーラム 塚越さん、西水さんが対談
理想のリーダー像について学ぶ「伊那経営フォーラム」が15日、伊那文化会館で開かれました。
会場にはおよそ300人が訪れました。
伊那経営フォーラムは、地域一丸となって経営の在り方を追求していこうと、伊那青年会議所が2005年から毎年開いていて、今年は他団体の協力のもと開催しました。
この日は、伊那食品工業会長の塚越寛さんと、元世界銀行副総裁の西水美恵子さんが「リーダーのあるべき姿」と題して対談しました。
塚越さんは、教育の変化により、現在のリーダー達から責任感が欠如していると話し「自分の目の前にある利益を考えるのではなく、10年、20年先のことを考え、種をまけるような人間性が重要」と説明していました。
西水さんは様々な国で仕事をした経験から「自分ができないことを部下にやらせてはいけない。まずは自分がやってみせること」と話していました。
会場を訪れたある男性は「普段の仕事の中であてはまる事柄が話の中にあった。今回の講演を仕事に活かしていきたい」と話していました。