“井月さん”入門講座開講
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月を学ぶ“井月さん”入門講座が15日伊那市のいなっせで開講しました。
一回目の15日は30人ほどが参加し、井上井月顕彰会副会長の竹入弘元さんが井月の概略について話しました。
井月さん入門講座は伊那市生涯学習センターがセンター開設10周年を記念して企画したものです。
地元の人に井月を知ってもらおうと井上井月顕彰会の会員を講師に招き、9回にわたり開かれます。
竹入さんは、「井月は30年もの間伊那谷を渡り歩いた。農民も俳句に親しんでいたり寺子屋が多くあるなど、伊那谷は農村でありながら文化的に開けていた。井月にとって心地良い場所だったのでは」と話していました。
次回の講座は29日土曜日に開かれます。