長衛荘の新名称 全国公募へ
10月に新名称選定委員会設置
伊那市長谷の北沢峠にある山小屋、長衛荘について伊那市は、次世代の南アルプスの山岳観光をイメージした新しい名称を全国公募します。
標高およそ2千メートルにある長衛荘は1962年昭和37年に南アルプスの開拓者、竹沢長衛の息子が建設し、1980年昭和55年に全面改装しました。
長衛荘の近くにある北沢駒仙小屋が元の名称の長衛小屋に戻ることから登山客の混乱を避けるため長衛荘の名称を変更することにしました。
庁内検討チームの会議で全国公募することが決まり公募期間は8月1日から9月30日までとしています。
10月には山岳関係者などでつくる新名称選定委員会を設置し公募による名称のなかから決定。
来シーズンからは新しい名称で営業する予定です。
伊那市では新しい名称について、「長衛」は使わない、横文字でも良い、などのコンセプトのもと、次世代の南アルプスの山岳観光をイメージしたものにしたいとしています。