飯田線倒木 一時運転見合わせ
活発な前線の影響で、伊那地域は、19日未明から雨が降り始めました。
飯田線では倒木があり、その影響で午後1時40分から駒ヶ根市駅と沢渡駅の間で運転見合わせとなりました。
JR飯田線は、午後1時40分、大田切駅と宮田駅の間で発生した倒木により、駒ヶ根市駅と沢渡駅の間で、運転を見合わせました。
電車はこの区間を除き、折り返し運転をしていて上下線とも1時間以上の遅れが出ました。
JR東海では、復旧作業を終え、午後5時29分に運転を再開しました。
また、午前10時頃、伊那市長谷の南アルプス林道で、土砂崩落が見つかり、終日通行止めとなりました。
この通行止めの影響で、南アルプス林道バスは、午前10時の便から終日運休となっています。
伊那市によりますと、20日の朝からパトロールを行い、安全を確認でき次第、通行止めを解除するという事です。
この雨と風の影響で、伊那市で3件の倒木が報告されています。
箕輪町、南箕輪村では、被害は報告されていないということです。
伊那地域は、19日未明から雨が降りはじめ、午後0時32分に6月の観測史上最大となる最大瞬間風速19・6メートルを観測しました。
午後3時40分現在、雨の降りはじめからの24時間の降水量は、64ミリとなっています。
長野地方気象台では、雨、風ともピークは過ぎたものの、20日の明け方まで雨が降ると予想していて、土砂災害への注意を呼び掛けています。