この夏の節電対策は?世論調査
省エネ製品の利用に注目集まる
21日は夏至です。
1年でもっとも日照時間が長い日とされていて、これから本格的な夏を迎えます。
福島第一原発の事故以降、感心が高まっている節電対策。
この夏は、省エネ製品の利用に注目が集まっています。
長野県世論調査協会は、先月15日から今月5日までの22日間に、「この夏心がけたい節電」など環境とエネルギーに関する24の項目について電話調査しました。
調査は、県内31市町村の男女合わせて800人を対象に行われ403人が回答しました。
その結果、この夏心がけたい節電について「照明をこまめに消す」が89%、「冷房を控える」が71%、「使っていない電化製品の待機電源を切る」が62%で、去年の調査と比べ上位の順位に変動はありませんでした。
4位には「LED電球などの省エネ製品を利用する」が入り、58%と去年より7ポイント上昇しています。
特に男性より女性、若い世代より高年齢世代が前向きな傾向となっています。
地球温暖化を感じているかとの問いには「感じている」が73%、「少し感じている」が19%で9割以上の人が実感している結果となっています。
原発の今後については「できるだけ減らすべき」が55%、「全部廃止すべき」が28%、「推進すべき」が7%となっています。
職業別では、専業主婦の4割が全部廃止すべきと答えたのに対し、商工業・自営業の17%が推進すべきと答えています。