文化祭シーズン 伊那北・弥生で文化祭
弥生ではゆるキャラクイズ初開催
高校の文化祭シーズンを迎え、伊那市内の伊那北高校と伊那弥生ヶ丘高校では22日から文化祭の一般公開が始まりました。
ステージ上に集まったのは、上伊那各地のゆるキャラなど14体です。
今年で54回目を迎える伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」は「BIG BANG ~はじけろ弥生~」をスローガンに開催され、22日から一般公開が始まりました。
「上伊那ゆるキャラくいず」は、地域との関わりが少ないという生徒の声から生まれた初のイベントで、地域の人にも参加してもらおうと一般公開に合わせて行いました。
クイズの内容は生徒が地域住民や行政に取材してつくりました。
ゆるキャラや地域の特産品などを題材にしたクイズ18問が出題され、マルバツの2択で回答します。
クイズでは「イ~ナちゃんは米粒の妖精である、○か×か」「蕎麦の花は一般的に白だが、赤い花もある、○か×か」などといった質問に、参加者が答えていました。
最後まで残った人には、伊那市内の食事券やおかしの交換券が景品として贈呈されました。
ある参加者は「上伊那のゆるキャラがこれだけ集まることはめったにないので楽しめた」と話していました。
高田幸之介生徒会長は「こういった地域と関わるイベントをきっかけに、距離を縮めていけたら」と話していました。
伊那弥生ヶ丘高校の文化祭「弥生祭」の一般公開は23日までで、時間は午前9時30分から午後2時までとなっています。
岩崎恭子さんが講演
また、今年で59回目を迎える伊那北高校の文化祭「ペン祭」では、バルセロナオリンピック競泳の金メダリスト岩崎恭子さんが講演をしました。r
今年のペン祭のテーマ「I’m Possible」に合わせて、実際に自分の夢を叶えた岩崎さんの話しを聞こうと、文化祭役員が企画しました。r
岩崎さんは静岡県出身の34歳で、1992年に開催されたバルセロナオリンピックで当時中学2年生で金メダルを獲得しました。r
岩崎さんは当時を振り返り「まだオリンピックがどんなものかわからなかったので、プレッシャーを感じずに泳げたことが結果につながった」と話していました。r
また、中学2年でのメダル獲得に運が良かったと言われることもあったと話し「いろんなことを言われたけど、練習をしないで結果を出すことができる人はいない」と話していました。r
伊那北高校の文化祭「ペン祭」の一般公開は、22日の午後0時から始まり、校内には屋台やイベントブースが並んでいます。r
一般公開は23までで、時間は午前9時から午後4時までとなっています。