土屋豊さん石関芋平さん二人展
アートヴィレッジ信州で
東御市出身で伊那市長谷に工房を構える土屋豊さんと上田市在住の石関芋平さんによる二人展が、伊那市長谷のアートヴィレッジ信州土屋鍛金工房で開かれています。
会場には土屋さんと石関さんの作品合わせておよそ80点が並んでいます。
土屋さんは、平成7年のアートヴィレッジ発足当時からこの場所に工房を設けていて、年に数回個展を開いています。
土屋さんの作品は、熱した鉄をたたき形にする鍛金と呼ばれるものです。
作品の大小に関係なくきれいな形をつくることを考えているということです。
去年から複数の作家との合同作品展を開いていて、今回は東京芸術大学彫刻科の先輩で学生時代から親交のある石関さんとの二人展を企画しました。
石関さんは陶器を中心とした造形作家です。
この作品は、ナマコをイメージしています。
土屋さんは、基本を大切にしながらも思いつくままに作品を作るところが石関さんの特徴と話します。
アートヴィレッジ信州は、工芸家の制作販売の場所として発足しました。
当時は連日多くの人で賑わっていたこの場所も、最近では訪れる人が少なくなっているということで、土屋さんは以前の賑わいを取り戻したいと話します。
土屋さんと石関さんによる二人展は、30日日曜日まで伊那市長谷の アートヴィレッジ信州内の土屋鍛金工房で開かれています。