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松くい虫被害 5月末までの被害3割減

松くい虫被害 5月末までの被害3割減

 上伊那地方松くい虫防除対策協議会が26日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度5月末までの上伊那の被害は昨年度の同じ時期と比べ3割ほど減っていることがわかりました。
 26日は県や市町村の関係者が集まり今年度の被害状況の報告などが行われました。
 今年度5月末までの上伊那地域の松くい虫の被害は1,361立方メートルで、昨年度の同じ時期までの1,899立法メートルと比べて538立法メートル減少しました。
 また駆除の量は381立法メートルで、去年の同じ時期の120立法メートルと比べ約3倍となっています。
 被害が減少した理由について、上伊那地方事務所林務課長の小坂信行対策協議会会長は「対策の効果が出てきているのではないか」と話していました。
 今年度の新たな被害状況は、南箕輪村南殿で被害が確認されたほか、箕輪町三日町や伊那市高遠町で被害が拡大しています。
 協議会では今年度も引き続き伐倒処理などを行い、被害拡大防止に務めていくとしています。

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