一日女性消防体験
秋の全国火災予防運動(9日縲・5日)初日の9日「一日女性消防体験」が駒ケ根市の伊南行政組合消防本部北消防署で行われた。伊南防火管理協会と同本部主催。同本部管内の女性18人が参加し、てんぷら油火災の実験などを通じて火の恐ろしさを再認識したほか、消火器の操作方法の実習や救命処置の講習などを受けた=写真。
駐車場で行われた消火器の操作訓練では、参加者らが署員の説明を受けながら訓練用の水の入った消火器を1本ずつ持って放水した。消火器の操作は初めて窶狽ニいう参加者もあり「いざという時のためによい経験ができた」と話していた。
てんぷら油の発火実験では署員が「コンロの火が油に燃え移るものと勘違いしている人が多いが、実は油が一定の温度になると発火する。つまり火を使わない調理器具でも火災は起きる」と説明すると参加者らは「知らなかった」と驚いていた。
普通救命講習も併せて行われ、人工呼吸や心臓マッサージなどの実技を終えた参加者全員に修了証が手渡された。