Jアラート緊急地震速報訓練
震度5弱の地震が発生した場合を想定して、全国瞬時警報システムJアラートを使った緊急地震速報訓練が28日、伊那市で行われました。
午前10時15分15秒、消防庁の通信衛星から情報が伝達され、伊那市役所に設置された全国瞬時警報システムJアラートが作動しました。
訓練は、内閣府と気象庁のJアラートを活用した全国的な緊急地震速報の訓練にあわせて行われました。
Jアラートに連動して、市内に設置されている防災行政無線や有線放送、防災ラジオ、地域安心安全メール、ケーブルテレビのL字放送が流れるシステムです。
地域安心安全メールは、システムの不具合で自動で流れず、職員が手動で10時18分40秒に一斉に送信しました。
伊那市ではシステムの再確認を行い、万が一の時に瞬時にメールが流れるように対策をとるということです。
四国沖を震源とする南海トラフ地震が発生する確率は30年以内で60%から70%と言われていて、市では今後もJアラートを活用し、大地震に備えた対策を徹底していく予定です。
今日は箕輪町と南箕輪村でも訓練が行われましたが、不具合はなかったということです。