伊那市街路樹検討プロジェクト委員会 初会議
伊那市は、道路の景観の向上や沿道の生活環境保全など街路樹の持つ役割や管理方法について考える、伊那市街路樹検討プロジェクト委員会を立ち上げました。
28日は、伊那市役所で初めての会議が開かれました。
伊那市は、環状南線など9つの市道にツツジなどの植物合わせて869本を植えています。
植えてから年数が経ち、手入れが行き届いていないことから、今後の管理方法や将来像について検討するプロジェクト委員会を今回設置しました。
委員会は、庁内の各部署の担当者の他、桜守や建築業者など10人で構成します。
委員長には、信州大学農学部森林科学科の佐々木邦博教授が選ばれました。
佐々木委員長は「やるべきことが沢山ある。伊那市にふさわしい計画作りを行っていきたい」と話していました。
委員会では、早急の課題として撤去基準や病害虫防除などの規定を定めた「街路樹管理要領の策定」を進める計画です。
3年後を目標にした長期的課題として、樹種の変換と土壌改良の必要性についてや、今後の管理方法などについて検討していく考えです。