土俵の完成祝い大会開催
伊那小学校相撲部
伊那市の伊那小学校相撲部は、学校の中庭に出来た土俵の完成を祝い6月30日祝賀大会を開きました。
この日は、相撲部に所属する児童やOB、保護者 およそ100人が集まり、「土俵完成祝賀御馬寄(みまよせ)相撲大会」が開かれました。
子供達は東と西に別れ、完成したばかりの土俵で上半身裸になって、力強い取り組みを見せていました。
小学6年生による対戦では、互いに一歩も引かない互角の勝負もあり、会場を沸かせていました。
伊那小相撲部は、子供達に相撲を通して健全な精神を養ってもらおうと、6年前に創部されました。
これまでは、学校の体育館でマットをひき、練習を積んできましたが、子供達に思いっきり稽古を積んでもらおうと、顧問の教諭や保護者が中心となり、2か月かけて土俵を作りました。
ケガをしないようにと、赤土を盛り固めてできていて、直径は15尺と、大相撲で使用するものと同じ大きさです。
土俵の周りには、俵(たわら)の代わりに、廃棄されていた綱引き用の大縄が使われています。
会場では、飛び入りで乳幼児による泣き相撲や、相撲部OBの中学生による、後輩達への稽古もあり、中庭には元気な声が響いていました。