トルコギキョウ出荷始まる
上伊那を代表する花の一つトルコギキョウの出荷作業が始まっています。
伊那市東春近の花卉農家伊東茂男さんのハウスでは6月下旬から作業が始まっています。
ハウスには色とりどりの花が咲いていて2日は、パートの女性たちが花の収穫作業を行っていました。
リンドウ科のトルコギキョウは、香りはほとんどありませんが、かれんで清楚な雰囲気があることから市場では安定した人気があるということです。
例年、ピンクや白が人気だということです。
JA上伊那によると今年のトルコギキョウの出荷は250万本を計画しています。
上伊那は諏訪に次ぐ産地だということです。
伊東さんのハウスでは毎年栽培面積を増やしていて今年は去年より5万本多い30万本を出荷する計画です。
収穫したトルコギキョウは、敷地内にある作業所に運びこまれます。
はさみで長さを整え、JAを通じて関東や関西方面に出荷されます。
現在は週に3回、2000本余りを出荷していて、最盛期には1日1万本が出荷されるということです。
トルコギキョウの出荷作業は11月いっぱいまで続きます。