収益向上へ 加工用キャベツ栽培
農事法人組合みのわ営農
農事組合法人みのわ営農は、今年度から収益の向上を図ろうと、直営農場で加工用キャベツの栽培を始めました。
加工用キャベツは、業者に出荷しカットされた状態での販売や冷凍食品に使用されます。
3日は、営農組合の役員など6人がキャベツの苗7千本を20アールの畑に植えました。
みのわ営農では、これまで農家から借りた畑でソバや大豆の栽培を行ってきました。
しかし、ソバの価格は年々下落していて、現在は10年前の3分の1程度まで落ちているという事です。
今年度から、収益の向上や後継者の育成を図ろうと新たな取り組みとして、加工用キャベツの栽培を始めました。
加工用とする事で価格変動に左右されず、安定した収入を見込む事ができます。
広さ50アールの畑でソバを栽培した場合の収入は13万円程度ですが、キャベツだと、140万円になると試算しています。
今日植えたキャベツは、8月下旬に収穫を行い収量は14トンほどになるという事です。
みのわ営農では、今後、市場のニーズを見ながら、作付面積を増やしていきたいとしています。