農業クラブ連盟 県大会
農業高校などの生徒が加盟している農業クラブ連盟の県大会が6日南箕輪村の上伊那農業高校で開かれました。
大会には県内の農業高校など12校からおよそ300人が出場しました。
大会は一年間の学習の成果を発表する場として長野県学校農業クラブ連盟が開いているものです。
6日は測量技術の競技、意見発表、プロジェクト発表、クラブ活動発表の4つの大会が開かれました。
このうち、プロジェクト発表の環境区分には、上農高校の生物科学科の生徒4人が出場しました。
このグループは国の希少野生植物に指定されているアツモリソウの培養にとり組んでいて、培養中に発生するカビの繁殖を納豆菌を使って防ぐ試みを発表しました。
生徒は今年3月から5月にかけて行った実験の結果を発表し、「植物バイオテクノロジーの可能性をさらに広げていくために研究を重ねていきたい」と話していました。
それぞれの大会の最優秀校が上位大会に出場することになっていて、上農高校は上位大会進出はなりませんでした。