映画「超自然の大地」7日先行上映
アメリカシカゴ在住で伊那市出身の映画監督梶野純子さんが福島県の農家を取材した映画「超自然の大地」が7日、先行上映されます。
梶野さんは伊那北高校を卒業後アメリカに渡り撮影技術を学んで映画監督となりました。
「超自然の大地」は、東日本大震災による原発事故の後、避難せずに汚染された土地で安全な農作物を作ろうと奮闘する農家の姿を取材したドキュメンタリー映画です。
完成は今年の冬を予定していて、あすの先行上映会では去年までに撮影したものを編集しました。
梶野さんは、夫で同じく映画監督のエドワードM・コジアスキーさんと共に3日に帰国。
その足で福島に向かい取材し、6日実家のある伊那市美原に帰って来ました。
梶野さんは「映画を見て自分の住んでいる地域を見つめ直すきっかけにしてほしい」と話します。
先行上映会は、あす午前10時と午後1時の2回、伊那文化会館で開かれます。
入場料は、一般1,500円、高校生以下は800円です。
それぞれの上映後には両監督によるトークショーが予定されています。