掘ってわかった信州の歴史展
伊那文化会館で8月4日まで
長野県埋蔵文化財センターの30年にわたる調査結果を展示する企画展「掘ってわかった信州の歴史」が、13日から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
会場には、埋蔵文化財センターが発掘した44の遺跡から800点が展示されています。
松本市牛伏寺(ごふくじ)などの最新の調査成果も同時に公開されています。
牛伏寺には、大量の歯が埋められていました。東北地方でみられる風習で、県内では初めて確認されたということです。
長野県埋蔵文化財センターは、昭和57年に発足し今年で30周年を迎えました。
その間、342遺跡、380万平方メートルに渡り、発掘調査を行ってきました。
掘ってわかった信州の歴史展は、8月4日まで、伊那文化会館で開かれています。
入場は無料で解説員が常駐します。
20日には、首都大学東京の山田 昌久教授による講演会、27日には、土器の模様を写し取る体験イベントも予定されています。