南アルプスに関するイベント
南アルプスジオラインツアー
伊那市は、南アルプスをより知ってもらおうと今年度初めての南アルプスジオラインツアーを開きました。
ツアーには市内外からおよそ30人が参加しました。
これまではジオライン見学会として開いていたものを、より気軽に参加してもらうために名前を改めました。
参加者は林道バスで北沢峠へ向かう途中、この場所でしかみることができないとされている植物についての説明を、ジオパークガイドから受けていました。
北沢峠につくと、仙水峠までのおよそ1時間半の道のりを歩きました。
南アルプスに関するイベント
伊那市長谷のアルプスフォトギャラリーでは、南アの歴史や魅力についての講演会が開かれました。r
講演は、3部構成で行われ、このうち1部では「竹澤長衛物語」の著者、松尾修さんが南アルプスの歴史について話しました。r
松尾さんは「明治の初期、イギリス人宣教師ウォルターウエストンなど来日外国人の登場により、それまで宗教的位置づけだった登山がスポーツや娯楽として行われるようになった」と話しました。r
他に「大正に入り登山は大衆化していった。猟師だった竹澤長衛は、当時の長野県知事の甲斐駒ケ岳から赤石岳の縦走を案内したことにより、案内人として注目されるようになった」などと話していました。