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高遠高校のあり方提言

高遠高等学校将来像検討委員会がまとめ

高遠高校のあり方提言

高遠高等学校将来像検討委員会は、コース制の発展や地域との連携など高遠高校のあり方についての提言をまとめました。
22日は、伊那市高遠町で検討委員会の会議が開かれ、委員長の白鳥孝伊那市長から高遠高校の石城正志校長に提言書が手渡されました。
検討委員会では生徒の減少傾向が続く高遠高校を地域づくりの中核校として魅力あるものにしようと去年10月から検討を重ねてきました。
提言はコース制の発展と将来を見通した仕組みづくりや、学校・地域との連携のさらなる発展、交通の利便性の確保など5つの項目が挙げられています。
将来を見通した仕組み作りでは少子化を見通し、現行の3クラス4コースをベースにした新たな仕組みが必要だとしています。
地域との連携では学校と地域をつなぐ専門の団体を設置し交流を活発化させることが望まれるとしています。
定員120人の高遠高校は平成19年度から今年度まで7年連続で定員割れとなっています。
石城校長は「提言をもとに一つ一つ取り組んでいきたい。」と話していました。
平成28年に高校再編計画の素案作成が予定されていることから、8月には委員長の白鳥市長と石城校長ら関係者が県教育委員会を訪れ、地域高校のあり方についてまとめた今回の提言を再編計画に活かすよう要望することにしています

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