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伊那フィルが創立20周年

12月に定期演奏会

 伊那フィルハーモニー交響楽団は12月11日午後2時から、創立20周年を記念した第18回定期演奏会を県伊那文化会館で開く。練習は最終段階で、団員は熱心に取り組んでいる。
 演奏会では、バイオリンのさまざまな表情を楽しめるメンデルスゾーンの「バイオリン協奏曲ホ短調」、管弦楽曲の中でも難しいブラームスの「交響曲第1番ハ短調」などを演奏。第1回定期演奏会に出演したNHK交響楽団バイオリン奏者大林修子さんの独奏がある。
 北沢理光団長(56)は「他に誇れるオーケストラとして成長し、地域の文化活動に寄与できた」と歩みを振り返り、地域の支えに感謝。ステージを通し、20年間の思いを音に込める。
 伊那フィルは85年6月「伊那谷にオーケストラを」と県伊那文化会館建設を機に創立。団員は、伊那市を中心に、飯田市から長野市までの学生縲・0代の80人で構成される。
 練習日は月3回。定期演奏会や各地区へ出向くファミリーコンサートのほか「イーナ音楽祭」、「メサイア」「第九」などに参加している。今後、小さなアンサンブルでの活動を広げていきたいとしている。
 演奏会の会費は500円。伊那文、伊那市荒井のライオン薬局で販売している。

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