リニア工事の発生土950万立方メートル
建設発生土活用ワーキンググループ拡充へ
上伊那地域リニア中央新幹線県・市町村連絡会議が5日伊那市のいなっせで開かれ、県内のリニアトンネル工事などで発生する土の量は概算で950万立方メートルになることが報告されました。 会議には、JR東海のほか県、市町村の担当者など20人が出席しました。 JR東海の説明によりますとリニアのトンネル工事などで県内で発生する土の量は、 東京ドームの容積の7.6倍に相当する950万立方メートルとしています。 これを受け県では上伊那、飯伊、木曽の各広域単位で設置している建設発生土活用ワーキンググループに国土交通省の出先機関やJR東海を加え、搬出路対策や住民生活への影響対策などについて具体的な検討に入りたいとしています。 JR東海では今年秋に、発生する土の詳細などについて記した環境影響評価準備書を公表することにしていてその活用については公共事業などを考えているということです。