伊那市ボランティア研究集会
伊那市社会福祉協議会による第8回伊那市ボランティア研究集会が10日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。 これは今年11月に行われる「伊那谷縦断、地域をつなぐイベント列車」でのボランティア活動に役立てようと、伊那市社会福祉協議会が開いたもので、関係者およそ50人が参加しました。 イベント列車は障害者が一人で電車に乗り、遠出することが難しいことから、ボランティアが一緒に列車で旅をしてふれあい、語り合うことを目的としています。 集会では障害者に普段の生活で支援して欲しいことや、11月に行われるイベント列車でのコミュ二ケーションの取り方などについて話しを聞きました。 その中で、視覚障害者の中山讓さんは「外出には杖を持っているが、声をかけて誘導や案内をしてくれるとありがたい」と話していました。 また、聴覚障害者の田中みえさんは、「言葉が通じない時もありますが、口の動きやジェスチャーで理解できることも多いのでゆっくり声をかけて欲しい」と話していました。 参加者は、簡単な手話をマスターするなど、今日聴いた話しをイベント列車で役立てたいと話していました。