伊那谷ねっと

サイトマップ ニュース検索
2711/(水)

ニュース

箕輪町南小河内伝統「おさんやり」

箕輪町南小河内伝統「おさんやり」

 箕輪町南小河内に伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されている「おさんやり」が16日に行われました。  午後4時半、40人の担ぎ手がお舟を持ち上げ、地区内およそ2キロを練り歩きました。  おさんやりは、区内流れる用水路「大堰(おおせぎ)」が天竜川とは逆に流れることが疫病の原因と考えられたため、その厄を払おうと始まったとされています。  途中、4か所の辻で民謡「ヨイソレ」を披露しました。  日が沈み、暗くなると堂(どう)の前(まえ)と呼ばれる広場に立てられた木のまわりを3周し、お舟を壊しました。  お舟の破片は、厄除けになるといわれ、各戸の玄関に1年間飾られます。 訪れた住民は、破片を拾い集めていました。

前のページに戻る 一覧に戻る