伊那市坂下で精霊流し
天竜川に灯ろうを流して先祖の霊を供養する精霊流し大法要が16日伊那市の坂下駐車場で行われました。 この日は新盆を迎えた家族を中心におよそ300人が集まり、150基の灯篭を流しました。 精霊流しは、伊那仏教会と坂下商工会が毎年行っているもので、今年で60回目です。 戦後に戦没者の霊を慰めようと行われたのが始まりだということです。 参列者は天竜川を下っていく灯ろうを見つめていました。 60回の節目を迎え、法要も一区切りがついたとして、伊那仏教会と坂下商工会が主催する精霊流しは今年で終了するということです。