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箕輪中1年生が福祉体験

箕輪中1年生が福祉体験

 箕輪町の箕輪中学校1年生は10日、車いすや高齢者擬似体験などの福祉体験学習をした。3学期に計画するお年寄りを招く交流会に向け、お年寄りへの接し方などを学び役立てようと熱心に取り組んだ。
 体験学習は7クラスを2日間に分け、今回が1日目。車いす、アイマスク、高齢者擬似体験に生徒の希望で分かれた。
 車いす体験は、講師の町社会福祉協議会職員が「足が不自由で歩くことが困難な人が足の代わりに使う道具。車いすに乗って移動することがどんなことなのか、心で、体で感じてほしい」と、扱い方や乗り方を指導。動かすときは前後左右の安全確認をする、車いすを押す人は必ず曲がる、止まるなどの声かけをする-と教えた。
 体育館に、マットでぬかるみ、三角コーンで狭い曲がり道、縄で砂利道を想定したコースを設置。一人ずつ自走を体験した後、3人1組で乗る、介助、記録の役割をしながらコースを移動し、高さ約20センチの段差の乗り降りも体験した。
 生徒は、「マットの上は進みにくくて難しい。腕が疲れる」「高い段差を介助するのはちょっと難しい。車いすの人は大変だと思う」と話していた。

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