農家食堂こかげ 元気づくり支援金優良事例に選定
オープンから1年半 順調に
伊那市高遠町藤沢で農業振興、地域活性化などをめざし去年オープンした、農家食堂こかげ。 運営が順調な滑り出しを見せる中で、県の元気づくり支援金の優良事例として選定されました。 去年4月にオープンし、2年目を迎えた伊那市高遠町藤沢にある農家食堂こかげ。 地元の主婦が、地元の米や野菜をふんだんに使った食事を提供しています。 料理や、店の雰囲気がいいと好評で、リピーターも定着しています。 22日の日替わりメニューは、ピーマンの肉詰めでした。その日収穫された野菜によってメニューが決まるということです。 店のオープンの備品購入などには、長野県の地域発元気づくり支援金から、450万円の助成を受けています。 平成24年度の支援金を受けて上伊那で実施された事業のうち優良事例2事業の一つにこかげを運営するやさい村信州高遠藤沢郷の活動が選定されました。 やさい村信州高遠藤沢郷は、藤沢産の野菜の美味しさを広げたいと、活動を始めました。 1年目の2010年には、高遠町のイベントで、野菜たっぷりの肉まんを提供しました。 食堂こかげに続く牧場。この辺りはごみが多く捨てられていましたが、2年目の2011年には、住民を巻き込んで整備作業を行いました。 3年目、整備された里山に、こかげが建設されました。 こかげなど2事業が選ばれた上伊那の優良事例発表会は、10月頃に開かれる予定です。