福知山爆発事故受け露店の指導
24日の大芝高原まつりを前に
京都府福知山市の花火大会会場で露店が爆発し、60人が死傷した事故を受け、24日に大芝高原まつりが予定されている南箕輪村の大芝高原で、露店に対して安全指導が行われました。 大芝高原では、24日の祭りを前に、店を出す地元住民などが準備を行っていました。 福知山市の爆発事故は、ガソリンの携行缶の取り扱いに問題があった可能性が高いことから、同様の事故を未然に防ごうと明日の祭り本番を前に指導が行われました。 23日は、南箕輪村役場の職員や伊那消防署の署員が火の取り扱いなどについて注意を促していました。 福知山市の事故で消防庁から通達を受け行うもので、伊那消防署が露店に対して事前に実施するのは初めてだということです。 大芝高原まつりでは、発電機は、各店舗ではなく実行委員会が用意するということで、23日はガスが正しく使われているかを中心にチェックが行われていました。 伊那消防署では、「ガソリンは、手に入りやすく使い勝手が良いが大変危険なもの。揮発性が高く、火がつくと一瞬にして燃え広がるなどその怖さを理解し、取り扱いや保管方法に注意して欲しい」と呼びかけていました。