「余熱活用の施設建設、現実的ではない」
白鳥広域連合長が考え示す
上伊那広域連合が計画を進めている新しいごみ中間処理施設について、白鳥孝連合長は、「その余熱を活用する施設の建設は現実的ではない。」との考えを示しました。 これは26日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会一般質問で「施設の余熱利用をどう考えているか」との質問に答えたものです。 白鳥連合長は「温泉やプールは近隣に類似施設があり、採算も合わない。農業用ハウスへの熱の供給も初期投資が高い。」とし、余熱利用の施設は現実的ではないとの考えを示しました。 そのうえで発生した熱については、新ごみ中間処理施設内で利用し余剰分については売電するとの方向性を示しました。