守屋山の化石を市に寄贈
伊那市高遠町藤沢出身の守屋さん
伊那市高遠町藤沢出身の守屋益雄さんが子どもの頃から高遠町の守屋山で集めていた化石およそ100点を伊那市に寄贈しました。 26日は伊那市創造館で寄贈式が行われました。 守屋さんは子どもの頃から家の近くの守屋山に登り興味を持っていた化石や岩石を集めていました。 その展示会が伊那市創造館で開かれたことから、貴重な資料として管理を市にしてもらいたいと、今回寄贈することにしました。 守屋山の化石はおよそ2千万年前のものといわれています。 その頃は海底でその後、海底火山で隆起したということでカキやハマグリなど貝の化石が多く見つかっています。 県の自然観察インストラクターも務めている守屋さんは「南アルプスの成り立ちを研究する資料として役立ててもらいたい。」と話していました。