高遠さくら発電所平成28年4月 運転開始へ
県企業局は、自然エネルギーの普及・拡大を目的に高遠ダムに発電所を建設します。 運転開始は平成28年4月を予定しています。 26日夜、高遠町地域自治区地域協議会が開かれ、県の担当者が計画について説明しました。 発電所は、高遠ダムの放流設備付近に建設されます。 愛称は高遠さくら発電所で、総事業費はおよそ2億8千800万円です。 発電所は、すでに設置されている放流設備を有効活用するものです。 平成24年7月に施行された「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を活用することで、1年間の売電収入は4千8百万円、維持にかかる経費などを差し引いた利益は、3千3百万円を見込んでいます。 これにより、買取制度の対象期間である20年間に6億6千万円の純利益が見込まれると試算しています。 現在実施設計の段階で、平成27年度に本体工事、平成28年度運転開始を予定しています。