上伊那消防広域化協議会 職員の定数案示す
5年後には11人の減か
上伊那消防広域化協議会が4日、開かれ、広域化後の職員の定数を現在の実人員と同数の207人とする事務局案が示されました。 4日は、11回目の協議会が伊那市のいなっせで開かれました。 現在の伊那消防組合と伊南行政組合に所属する消防職員は合わせて207人で、事務局が示した案も広域化後の定数を207人とするものです。 ただし、組織管理や財政運営などを考慮し、発足後5年を目処に実人員の削減や合理化を図るとしています。 5年後の平成32年度までに、207人から196人に減らす計画です。 具体的な人数については、事務部門を20人から17人に、通信指令を21人から13人に減らし、消防救急に出動する現場部門は対応力を維持するために現在の166人を据え置く考えです。 この案については11月に開かれる会議で協議し、決定するということです。