西駒遭難に学ぶもの 座談会
上伊那教育会は、「西駒遭難に学ぶもの」をテーマにした座談会を7日、伊那市のいなっせで開きました。 座談会には、上伊那地域の小中学校の教諭や一般などおよそ50人が集まりました。 大正2年8月に中箕輪尋常高等小学校の生徒ら11人が死亡した駒ヶ岳遭難から今年で100年周年を迎えることから、上伊那教育会では企画展や記念登山など5つの事業を計画しました。 座談会もそのうちの1つです。 7日は、遭難事故について詳しい5人が、生徒と共に命を落とした赤羽長重校長の人柄や、事故が社会に与えた影響などについて意見を交わしました。 上伊那教育会では、「駒ヶ岳遭難を教訓に安全な登山を考えると共に、学校登山と教育の在り方について考えていきたい」と話していました。