向山公人会頭 今年10月限りで会頭退任
伊那商工会議所の向山公人会頭は、今年10月末の任期限りで会頭を退任すると、7日、発表しました。 後任については、10月24日の臨時議員総会で選出されることになっています。 7日は、マスコミを対象にした記者会見が伊那ケーブルテレビで開かれ、商工会議所の会頭を退任すると発表しました。 向山会頭は、平成16年に登内英夫さんの後任として会頭に就任し、3期9年務めました。 任期中は、商店などの売り上げ向上の起爆剤として伊那市商工会やJA上伊那と連携して3回にわたり延べ7億円分のプレミアム商品券を発行しました。 他に、地産地消の人材育成を目標に掲げ、県工科短期大学の上伊那への設置を求めるなど誘致活動に務めました。 向山会頭は、商店街の店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会を中心に、地域経済が活性化していくことを期待していると話します。 後任については、商工会議所内に設置された次期会頭選考委員会で検討し、10月24日の臨時議員総会で決まるということです。