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高遠城下まつり

 高遠城下まつりが7日伊那市高遠町の中心市街地で行われ、訪れた人でにぎわいました。  まつりでは、中心部を通る国道361号が歩行者天国となり、ふるまい餅が配られました。  高遠城址公園近くで狼煙があがると高遠北小学校の児童による「孤軍高遠城」が披露されました。  孤軍高遠城は武田信玄の五男・仁科五郎と織田軍との戦いを表現した舞です。  4年生から6年生までの33人が、夏休み前から練習をしてきたという舞を披露しました。  ステージが設けられたおまつり広場では、高遠太鼓保存会と高遠中学校による高遠太鼓などが披露されました。  本通りには飲食の露店も並び、多くの人でにぎわっていました。

高遠城下まつり

 また、お祭り広場横の旧北条ストアでは、東日本大震災の復興支援ライブが行われ、初めて高遠高校の生徒が出演しました。  ライブには高遠高校の生徒でつくるグループなど7組と高遠町の住民でつくるPJが出演しました。  このライブはPJが開いているもので今年で3回目です。  地元の人に演奏を聴いてほしいとの高校生の思いを知り、PJのメンバーが声をかけたということです。  会場の外には募金箱が設置され、集まった支援金は「本の町高遠プロジェクト」を通じて東日本大震災の被災地へ送られます。  出演したある生徒は、「文化祭以外で発表するのは初めて。町の人とつながりができ、聞いてもらうことができて嬉しい」と話していました。

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