県工科短大 知事「できるだけ早く設置」
上伊那広域連合などが知事に要望
長野県工科短期大学の設置を求める上伊那広域連合や商工団体は、伊那技術専門校を活用し早期建設するよう、阿部守一県知事に要望しました。 阿部知事は、できるだけ早い設置を目指すと答えました。 12日は、上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長や、伊那商工会議所の向山公人会頭、上伊那選出の県議会議員など6人が県庁を訪れ、阿部知事に要望書を手渡しました。 南信地域全体から見ても効果的な場所にあること、建設事業費が抑えられることなどから、南箕輪村にある県の伊那技術専門校を活用する方向で上伊那が一本化したとして、早期建設を求めました。 県工科短大の設置は、人材の育成で南信地域の産業、企業ニーズを受け止め地域活性化につなげるとともに、人材を地元に定着させ、人口流出を防ぐ狙いがあります。 既にある上田市の県工科短大と並列、同列の位置づけにすることも要望しました。