千両千両井月さんまつり 始まる
漂泊の俳人井上井月を広く知ってもらい中心市街地の活性化につなげていこうという初めての取り組み「千両千両井月さんまつり」が、14日から、伊那市で始まりました。 初日の14日は、井月の生涯を描いた映画「ほかいびと」の再上映会が、伊那旭座で開かれました。 井月は、幕末から明治にかけおよそ30年間伊那谷を放浪し、多くの句を残しました。 酒をこよなく愛していたということで、俳句や書のお礼に酒を振舞われると「千両千両」というのが口癖だったということです。 上映会では、酒好きの井月にちなんで酒を題材にした句会も開かれました。 上映会は、20日金曜日まで伊那旭座で開かれ、時間は午前10時、午後1時、午後3時半からの3回となっています。