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記憶に残る手作りの品が記念品に

記憶に残る手作りの品が記念品に

 宮田村福祉作業所でビーズのアクセサリーを製作している町1区の加藤昌利さん(26)が、13日に同村で開かれる上伊那郡身体障害者ふれあい広場の出演記念品を手がけた。合併で来年には高遠町と長谷村の身体障害者協会がなくなるだけに、関係者は「一生懸命作ってくれた加藤君の作品は、長く記念に残る」と喜んでいる。
 広場は上伊那郡身体障害者福祉協会の主催。障害者が一堂に集まり演芸などで盛りあがるが、合併により7町村での開催は今年が最後となる。
 「何にするか迷ったが、伊那市と一緒になる高遠、長谷にとっては最後の広場。長く残るものを記念品にしようと考えた」と、塩沢健同協会副会長。独創性あふれるアクセサリーを作り続ける加藤さんに依頼した。
 10月から製作に入り、1個づつ丁寧に手づくり。ビーズの色や形に気を配りながら、35本の携帯ストラップを完成させた。
 「こんなにたくさんの注文は初めてだったけど、自分自身の励みにもなった」と加藤さん。
 力作を受け取った塩沢さんは「宮田村でこのように頑張っている人の作品を記念品にできるのは、こちらとしてもうれしい限り」と話していた。
 ふれあい広場は村老人福祉センターで午前9時半開会。

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