高遠ブックフェス開催
5年前から高遠町を本の町にしようと始まった、高遠ブックフェスティバル2013が21日から3日間、伊那市高遠町で開かれています。 今年は住民の発案で名物高遠饅頭に猫のデザインの焼印が押された饅頭、「ねこまん」の販売も行われています。 高遠町の中心商店街の店舗前には古本の本棚が置かれ、誰でも手に取って読んだり、買ったりすることができます。 みどりののぼり旗がたてられた参加店舗は、去年の14軒から35軒に増え、藤沢の農家食堂こかげ、茅野市境の峠の茶屋にも本が置かれました。 古本は、新聞などを通じて募ったところ、上伊那地区からおよそ6000冊が寄せられました。 ブックフェスティバルを運営している本の町プロジェクトの春日裕代表は「5年後、10年後に町に本があふれるようなイベントにしていけるよう頑張っていきたい」と話していました。 また、ねこまんは一日の分として200個限定で販売されましたが、1時間ほどで完売しました。 本の町プロジェクトでは、今回の売り上げの一部を東日本大震災の義援金として寄付するということです。