南アルプスのユネスコエコパーク認定に向け国と連携を求める
国有林について意見交換会
伊那市の白鳥孝市長は、24日開かれた南信森林管理署と市町村との意見交換会で「南アルプスのユネスコエコパーク認定に向け、国と連携し情報の共有化を図っていきたい」と要望しました。 南信地区国有林野等所在市町村長有志協議会の総会が24日、伊那市の南信森林管理署で開かれ、南信地区の13市町村の代表者などおよそ30人が出席しました。 協議会は、地域社会と国有林野事業の連携強化を図ることなどを目的に組織しています。 意見交換で、白鳥市長は「エコパークの認定に向け、南アルプス国立公園の管理主体である環境省や国有林を管理している林野庁と連携し、情報の発信や共有を行っていきたい」と要望しました。 これに対し南信森林管理署では「どのようなことができるか事務レベルで検討していきたい」と話していました。 出席者からはこの他に、「登山道の整備を自治体と一緒になってやっていってほしい」との意見や「中央アルプスでのニホンジカ生息数の将来予測はどうみているか」などの質問が出されました。