アンサンブル伊那 ヒノキ畳ベッド販売へ
知的障害者の就労支援をしている、伊那市西箕輪の「アンサンブル伊那」は、ヒノキの間伐材を使った畳ベッドの販売を始めます。 施設内にある木材加工の作業スペースの一角には、ベッドの試作品が置かれています。 社会福祉法人アンサンブル会では、伊那市と下伊那郡松川町で、知的障害者の就労支援施設を運営しています。 松川町の施設では、今月から、ヒノキの間伐材を使った畳の生産を開始しています。 ヒノキの畳は、稲わらの物と比べ、湿気に強く、防虫性に優れ、カビの発生やダニの繁殖を防ぐ効果があるという事です。 アンサンブル伊那では、この畳を使った新たな製品の開発を進めています。 試作された、ベッドの大きさは、縦2メートル、横1メートルで、今後は、松川の施設と連携し、ベッド専用の畳の開発や、組み立て方法の簡略化などについて検討を進めていくという事です。 アンサンブル伊那では、今年度中にベッドの販売を予定しています。 価格はおよそ10万円を予定しています。