橋爪まんぷさん世相刺す2点出品
日本漫画家会議「くまんばち展-戦後60年」東京で始まる
日本漫画家会議が主催する作品展「第29回くまんばち展-戦後60年-」(14-20日、東京新宿)に、伊那市境南の漫画家・橋爪まんぷさん(65)が一コマ漫画を出品。参加回数は会員になる以前から数えて10回以上となる。
作品は現在の政治を揶揄(やゆ)する内容で、憲法9条改正に伴い、温かい防空ずきんをかぶった親子が自衛軍の戦闘機におびえる姿を描いた「60年後復活のウォーム・ビズ」と、今回の衆院選結果を定食のメニュー〝半人前〟〝(小泉)チルドレンランチ〟に例えた「永田町定食」の2点。
作品展は一コマ漫画を基本とし、オダシゲさんをはじめとする会員36人が約80点を出品。「くまんばち」のように〝チクリ〟と世相を刺した漫画が集まるという。
まんぷさんは「時代を反映した一コマ漫画を見て楽しんでもらえれば。(上京する)ついでがあったら寄ってみては」と来場を呼びかけている。
会場は東京都新宿区新宿の花園画廊(新宿オミビル10階)。開場は午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは、(TEL03・3232・3633)へ。