東部中と高砂中が伊那市で交流
伊那市の東部中学校では、タカトオコヒガンザクラを通して交流している宮城県仙台市の高砂中学校との交流会が28日に開かれました。 交流会は、東部中の文化祭「すず竹祭」の中で開かれ、高砂中の生徒会役員や、教員など14人が初めて東部中学校を訪れました。 高砂中では、学校のシンボルだった桜の木が東日本大震災の時津波で枯れてしまいました。 それを知った東部中学校の生徒たちはさくらプロジェクトを立ち上げ、去年11月に高砂中にタカトオコヒガンザクラを贈りました。 会では、互いに校歌を披露し、高砂中の校歌は合唱部の生徒たちが一緒に歌いました。 東部中は、来年開校50周年を記念してタカトオコヒガンザクラ2本を植樹することになっています。 その桜の木には今後も両校の絆を深めていこうと輝(ひかり)と虹(かけはし)と名付けることが発表されました。 会の最後には、両校の生徒会長が、絆宣言をしました。 東部中と高砂中は、定期的にインターネットを利用したテレビ会議などを行い、交流していくということです。