冬の鉢花の女王、シンビジューム出荷本格化
新品種はアイコサマ、プレリュード
飯島町岩間で冬を華麗に彩る鉢花の女王、シンビジュームの出荷が本格的に始まった。
ピンクの直立系を中心に数10種類、1万7000鉢を生産する小林洋蘭園(小林千晃園主)では、現在、新品種の「アイコサマ」をはじめ、透き通ったピンクの「インザムード」、キャスレード系の「アイスキャスレード」「ハッピーメール」など10種類が関東、関西など都会に送られている。ピークは11月末から12月中旬で、毎週3千鉢が出荷される。
今年の新品種は「アイコサマ」のほか、「プレリュード」、「トップレディー」「ピュアメモリー」など桜色が中心。
近年、人気があるのは花付きのいいキャスレード系、コンパクトで飾りやすいテーブルシンビジュームとか。 小林さんは「シンビジュームは丈夫で長持ち。豪華で贈答にも最適」と話す。
19、20日は七久保の道の駅花の里いいじまで飯島産のシクラメンや洋蘭の展示即売会があり、産地ならではの特別価格で販売される。