アエラトーロコンサート「月の雫花の影」
聴いて見て楽しんで
伊那を中心に活動する音楽グループ、アエラトーロは11日夜、駒ケ根高原美術館で、アコースティックコンサート「月の雫(しずく) 花の影」を開いた。約130人の聴衆は、ソプラノのソロ、二重唱、ピアノとフルートの二重奏、2台ピアノと変化に富んだ演奏、ユーモアたっぷりの案内人、曲目ごとに衣装を替えるなど、サービス精神おう盛なコンサートを聴いて、見て楽しんだ。
出演はソプラノの浦野純子さん(伊那市)、ソプラノ・ピアノの日下部かおりさん(岐阜県)、フルートの松浦美恵子さん(伊那市)、ピアノの畔上恭子さん(山の内町)。案内人は個性派俳優の扇谷敏さん。
真紅の打ち掛け姿で登場した浦野さんが「ある晴れた日に」とオペラ「蝶々夫人」を歌ってオープニング。日下部さんと浦野さんが二重唱を響かせたプッチーニの「ラ・ポエーム」と続いた。
透明で涼しやかな松浦さんのフルートの音色、寄りそう畔上さんのピアノ、二重奏の魅力を伝えた「プレリュードとスケルツォ」。 出演者全員によるアソドレギュニオソの「明日」で、余韻を残して、コンサートの幕は下りた。