ヤングドライバーが交通安全 訴え
企業や行政の組織内で交通安全活動に取り組む若手社員で作るヤングドライバークラブが、9月26日朝、通勤途中のドライバーなどに交通安全を呼びかけました。 この日は、秋の全国交通安全運動にあわせて、南箕輪村のJA上伊那集出荷場で啓発活動が行なわれました。 ヤングドライバークラブのメンバーが、駐車場に誘導されたドライバーにチラシやポケットティッシュ、夜光反射シールなどを手渡しました。 参加したのは、南箕輪村の大明化学工業㈱、信英蓄電器泊㈱、南箕輪村役場、伊那警察署の、30歳以下の若手社員など40人ほどです。 若者からより幅広い年齢層に訴えられればと、今回初めて、この啓発活動が行われました。 秋の全国交通安全運動は、9月30日まで、「こどもと高齢者の交通事故防止」を基本に運動が行われています。 伊那警察署管内の今年の事故件数は、昨日現在、死亡事故が4件、人身事故が319件発生していて、けが人は349人となっています。 管内では去年より件数が減少していますが、県内では、大幅に増加傾向にあるということで、伊那署では、「これから、夕暮れ時の事故が増える季節。ドライバーは早めのライト点灯、歩行者は夜光反射材をつけるなど、それぞれの立場で自分の命を守ってもらいたい」と呼びかけていました。