伊那図書館 ライブラリー大賞候補に
先進的な機関として優秀賞を受賞
これからの日本の公共図書館のあり方を示唆する先進的な機関に対して贈られる「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」で伊那市の伊那図書館が大賞受賞候補となっています。 ライブラリー・オブ・ザ・イヤーは、東京に本部をおくNPO法人が、2006年から表彰しているもので今年は推薦された24機関の中から、伊那図書館を含む4機関が優秀賞に選ばれました。 伊那図書館は、タブレット端末を使ったアプリケーション「高遠ぶらり」を活用した街中探索や、地域通貨「りぶら」で本と地域商店をつなげる取り組みなどが評価されました。 今月29日に横浜市で開かれる図書館総合展で一般公開の審査が行われ、優秀賞4機関の中から大賞が決定する予定です。
現在「伊那谷デジタルコモンズ・デザインフォーラム」月間
その伊那図書館で情報通信技術を活用し地域を知る「伊那谷デジタルコモンズ・デザインフォーラム月間」が開催中です。 館内には、様々な地域情報に触れるためのデジタル機器が用意されています。 これは、伊那図書館と高遠ぶらり制作委員会が共催で行うもので、情報通信技術を活用し、地域発の「知るを楽しむ」をコンセプトにしています。 デジタルコモンズ期間中はさまざまなイベントが予定されていて、地図を使って、地域を俯瞰する「地図サミット」が11日に、ICTを活用した教育について考えるシンポジウム「あしたの学校」が14日に、それぞれ創造館で開かれます。