【記者室】車いす体験
箕輪町の中学生が福祉体験学習で車いす体験をした。マットの段差を上がることができない、ぬかるみを想定したマットの上では思うように進めない-など苦戦。介助も簡単ではなく、高さ約20センチの段差の乗り降りに苦労する生徒が多いように見えた▼講師は「車いすに乗って移動することがどんなことなのか心で、体で感じてほしい」と話した。「車いすの人は大変だと思う」と生徒。介助の体験で相手を気遣うことの大切さも学んだようだ▼車いす利用者にとって道路の段差が問題になる話などを聞くことはこれまでにも何度となくあり、大変ということは知っているつもりでいたが、実際の大変さを、恥ずかしながら今回の取材で初めて知った。勉強させて頂いた。(村上記者)